銀座1丁目にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」の1F「とさ市」で、今年初めて、秋冬に楽しめる高知県の高級柑橘「水晶文旦」を購入したのでご紹介します。
水晶文旦とは、果肉や外皮が美しい高知県の特産果実。
昭和27年頃に高知県で生まれた水晶文旦は、文旦の一種ですが、温室(ハウス)栽培されます。
土の中や野囲いで追熟する「土佐文旦」とは違い、完熟するまで樹上で育てられるので、糖度や香りが増すそうです。

昭和33年に、農学者田中長三郎博士により、水晶文旦と命名されています。


水晶文旦は、栽培面積は高知県でも少なく、生産量もごくわずかなため、大変希少な文旦です。
旬の時期は10月上旬~11月下旬
1~3月まで楽しめる土佐文旦(温室を除く)に比べると、旬の時期がとても短いのも水晶文旦の特徴です。


大きさは土佐文旦と同じ程度です。


今回購入した水晶文旦は669gでした。一般的な水晶文旦の「中玉」クラスは、1玉500~600gで販売されているそうです。
実食
土佐文旦に比べて、皮は薄く、種も少なく、味は、甘みが強く、酸味が控えめです。

水晶文旦の糖度は一般的でも11度以上ですが、高級品になると糖度は13度以上になります。


我が家では、①包丁で黄色い皮にぐるっと一周直線に切れ目を入れて皮をむいき、②中にある房を1個ずつにばらして、③房から白い皮を手でとり果肉だけを取りだします。